「ラブ・フォーチュン」。
この名前で「ああ、あれね」とピンとくる方は、多分私とあまり年の変わらない方か、あるいは
「実年齢よりもちょっとオトナ」だった方かと思う。
それは1990年頃(?)一時的に大流行した、占い専用コンピューター(笑)の名称だった。
かたちは銀行のATMを一回りスリムにした感じ。本屋さんや文房具屋さん、雑貨屋さんの片隅で
良く見かけたものである。
自分の氏名を入力して占いたい項目を選択すれば(逆だったかな)、占いの結果が印刷された
幅5センチ程の紙テープが如何にもコンピューターらしくにょろにょろと吐き出されてくるという
仕組み。1回100円。
「総格」「天格」「地格」といった普通の「姓名判断」は勿論、面白いところでは「明るい性格に
なるニックネーム」「成功をつかむニックネーム」などまで教えてくれたりする。
更には自分の名前と気になる相手の名前を入力すれば、二人の「友達として」「恋人として」の
相性も占ってくれたりするのだ。
いかにも乙女心をくすぐられる代物である。
実際に占い師に見て貰うより手軽で気軽。友達と行って、出てきた結果に「当たってる〜」と喜ぶ
も良し「ええ、嘘〜」と笑うも良し。
と言う訳で、女の子には爆発的にウケた。のだと思う。気づいた時には雨後のタケノコの如くあち
こちに設置されていた。
まさに開発者の思うツボ。と呼ぶべきなのだろうが。
しかし開発側も、まさかその乙女心の一部が全く別方向に暴走していたとは知る由もあるまい。
勿論正確な統計など調べる術もない。
しかしあの筐体を取り囲んだ女の子達の中で、自分の名前ではない名前を入力し、その結果に友達と
一喜一憂した層が存在したのは確かである。
何故ならその結果として、私が知っているだけでも数冊の同人誌に「ラブ・フォーチュンでの占いの
ページ」が作られたからだ。(ちなみに「鎧伝サムライトルーパー」と「鳥人戦隊ジェットマン」辺)
贔屓のキャラクターの姓名判断をしてみる。
「幸運を呼ぶニックネーム」を占う。
それどころかカップリングを扱っていれば、二人の「友達としての相性」「恋愛相性運」「恋の注意点」
なんて項目でも占える。ちょっと大きな声では言えない項目まであったりする。
架空のキャラクターの運勢、興味はあっても本職の占い師の方の手を煩わせるなど勿論とんでもない話
だが、相手が機械ならそんな気をつかう必要もない。どんどん占っちゃうぞふふふ。
という訳で、当時の「ラブ・フォーチュン」の実動の数パーセントは同人系女子が占めていたのではな
いのか、と密かに睨んでいる私である。
と、まるで他人事のように書いたが。
多分既にお察しの事と思われるのだが、勿論私もガチャガチャと同様「なるべく人目につかないように、
本来のお客さんの邪魔にならないように、遅い時間で」ひっそりとこの機械に向かっていた。
実は昨年末大掃除の折、その馬鹿馬鹿しい過去の成果が大量に発見されたのだ。
一部は同人誌「邂逅の明日」にも載せたのだが、せっかくなので今回大放出、と思った次第である。
結構文面が長くなる為「占い項目」から別ページで結果を開けるようにしたので、興味のある項目
だけでも見て笑っていただければ幸いである。
なお、捏造ではない証拠をつけようと現物の写真もつけてあるが、流石に経年変化で現物もかなり読み
辛くなっているので、あまり目をこらして判読しようとされない方が宜しいかと。
・単独占い
風見志郎・人格
結城丈二・人格
結城丈二・明るい性格になるニックネーム
結城丈二・幸運を呼ぶニックネーム
「それじゃ『ストロンガー』の時の結城さんは心の中で『オデオン』だの『ニコラスルーン』だのと呟
いていたんだろうか」などという余計な感想はともかく、人格占いが結構当たっている気がしたので
(結城さんの「家族運」の辺りは「ないだろう……」と当時は思っていたのだが、今となってみれば
「仮面ライダーSPIRITS」で成就したような気がしないでもない)、気を良くして友人運を占ってみた。
風見さんから見た結城さんとの「友達との相性運」
結城さんから見た風見さんとの「友達との相性運」
まあこんなものか、と当時もちょっと寂しくなったのを覚えている。「結城さんから見た相性運」に
ついては、これはこれで当たっていると言えるような気もするのだが。
でも燃えたり萌えたりしている身としては、少し物足りなかったのだ。
しかも
ヨロイ元帥から見た結城さんとの「友達との相性運」
を試してみたら、これが「もしヨロイ元帥の野心の方向があれ程目先に向いてなかったたら、こうなっ
てもおかしくなかったんじゃ……」な内容で、「いやそんなのそもそもヨロイ元帥じゃないから!」と
打ち消しつつも心は乱れ。(なお「『ヨロイ』が名字で『元帥』が名前って?」と疑問を持たれる方も
いらっしゃるかと思うが、この機械では「名字」「名前」を別々に入力しなくてはならない為の苦肉の
策だったという事で御理解いただきたい)
という訳で、うっかり手を出した禁断の果実。
「恋愛相性運」。
筐体からにょろにょろ出てきた楽しすぎる結果を、興味のある方には是非見ていただきたい。
正直これが「友達との相性運」で出てくれれば、私としては何の不満もなかったのだ。
但しそういった方面が冗談でも許せない方には、どうか下のボタンから戻っていただけるよう
お願いしたい。何卒。
これだけお願いしてもここまで下ってこられたという事は、異存はないものと解釈して。
風見さんから見た結城さんとの「恋愛相性運」
結城さんから見た風見さんとの「恋愛相性運」
「ケンカはハデ」だの「ふたりの人間的成長」だの。
何故このキーワードが「友達との相性」で出てこない!と思わず天を仰ぐのは私だけではないと信じつつ。
ちなみにこの機械、「自分」については性別も入力するようになっている。
ので、大変具体的な話で恐縮ながら、カップリングとしては上が「風見×結城」、下が「結城×風見」と
読んでいただくのが正しい筈である。
更に「カップリング」と言えば、実はもっと恋愛寄りな占い結果も私の手許にある。
何を考えていたのか十数年前の自分。
だが流石にこれは今のところ「どこにも鍵のかかっていない」当サイト上に置いておくには憚られる内容
なので、何だったか知りたい方はお手数でも何かの折にでも個別に問い合わせていただきたい。じっくり
お話ししましょう。