一日坊主三行日記





     
「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」ネガティブ寄りな感想
とにかく「細かい事」は気にしてはいけませんでした。

……というか「細かくない事」も気にしていては見られないのですが(こりゃ)

タイムパラドックスとかパラレルワールドとか、その辺なるべく目をつぶって流そうとしても「それは原因と結果が入れ子になっているんじゃ」とか「いやいや、ショッカーに支配されている2011年(1回目)では彼の父親はささきいさおじゃない筈……こんなにさりげなく簡単に記憶が書き換えられてるのに『人々の(その歴史上では無い筈の)ライダーの記憶』とやらを拠り所に全員登場されましても」とか「で、結局このラストのままの世界で終わって良いんですか?」とか、もう最初から終わりまで疑問がふつふつと噴出しまくりです。
 話の大筋に無理がありすぎて「どーんと出たと思ったら次の瞬間どどーんと岩石大首領に登場されて立場も見せ場もなかったキングダーク」とか「何しに来たんだろうかキカイダー達」とか「BLACKとRXが同時に出てますが」といった事が瑣末事に思える程です(笑) いやむしろその辺は無問題なんですが。
 力技で押し切って良いところと良くないところがある、というか。
「仮面ライダーがベルトひとつで変身できる」のは良くて「人々の記憶が歴代ライダーを召還する」のはいかんのか、と問われれば答えは決まっています。説明するのは難しいですが。 でも自由と無軌道が同じではないように、どんな世界にも約束事はある筈です。

ところで終盤でのライダー召還で、昭和ライダーは観客(この人達も実はいまひとつどういう立場のどういう目的であそこに集まった人達なのか良く解らなかったり)のコールと共に登場する訳ですが、他のライダーと同じ位に高い「ライダーマン!ライダーマン!」の声にうふうふしながら「いや……リアルに世間での認知度を考えれば半分位のリアクションは『あれ誰?』『あれ誰?』で、声援も気持ちあやふや(一部のみ異様に歓喜)とかであるべきなんじゃ」とちらりと思った辺が悲しいファンでした。 しかしあれだけ全ライダーを声を揃えて呼べるとは、観客全員がマニアとしか思えません(笑)

などといいだけ文句を列ね、ふとパンフレットを眺めるとミツルとナオキ役の子役さんがお子さんとは思えないコメントを寄せている訳でした。 休憩時間の遊びの即興ドラマ(恋愛ものらしい)が「すべての糸が赤けりゃいいってもんじゃないんだよ」というタイトルだったとか、そんな背伸びっぷりをちらりと覗かせつつも、しかしちゃんとパンフレットを読む側に配慮したコメントになっているところは立派です。 僅か十余年の人生にしてなんと出来たコメントでしょうか。己の大人げなさにちょっと反省。