「帰って来たぞ!我らのウルトラマンスタンプラリー」を巡る冒険・外伝/2次元・3次元混成造形展示編


《ここまでのお話》
2016年1月12日にスタートしたJR東日本「帰って来たぞ!我らのウルトラマンスタンプラリー」の開催を、都下に住まうオタク女は意欲満々で待ち構えていた。
「昨年出遅れた分、今年は最初から参加しよう!」という気合はそれなりに実を結び、首尾よく当初の目的は達成されたのだった。

しかし我々の戦いは、むしろコンプリート後に待っていたのだ!
《ここまでのお話・終わり》


という訳で、ここから撮りまくった写真を適宜分類して怒涛の如く紹介して参ります。


☆素朴キュートな手作り編

勿論全ての駅がハジケた個性あふれる展示をしている訳ではなく、ほとんどの駅はこんな(→)全駅共通フォーマットにスタンプの場所を簡潔に書き入れて駅のそこかしこに貼り、参加者が迷わないようにしているのです。
 しかしそんなポスターに導かれてスタンプ台まで行き、ふと傍に目をやるとそこには何やら可愛い飾り付けが参加者をお出迎え。

まずはそんな野に咲く花のような和み系展示をピックアップしてみました。

スタンプ台の下の方に、ちょこっと折り紙@高円寺駅
この駅のスタンプはエースロボットなので、なんとなくワルっぽく折ってあるようにも見えるのが微笑ましいです。
千駄ケ谷駅はポスターも可愛いんですが、ふと見たスタンプ帳のラックに父と母と(多分)マンの折り紙を発見。 なおこの駅のスタンプはアボラスなのですが、まあ細かい事は言いっこなしです。
去年は雛壇にウルトラマン+怪獣折紙大集合(最初遠目に雛飾りの展示かと思った程)だった田町駅は、今年はさりげなくもキュートな飾り付け。
マンとピグモン、カネゴンのデフォルメイラストはシンプルながら手慣れている感があります。いずれ腕に覚えのある方の作ではないでしょうか。 ちなみに田町駅のスタンプはチンペなのですが、これまた細かい事は(以下略)
  
ポンポン持ってウルトラマン50周年を祝っているガッツ星人があまりにも可愛いので激写したのは取手駅の展示。
なお、この写真を撮ったのは2月に入ってからなのですが、1月とは展示が変えられていたようです。
1月の展示では全体的にガッツ星人が真面目に取手駅を征服しており、ホワイトボードに貼られた切り絵もこれより種類が多かった模様。その写真も撮りたかったですなー。くくう。
こちらは信濃町駅
スタンプ台横に奥ゆかしく置かれたメルヘンタッチな手描きイラスト。
「え、どういう意味?」と振り返ってみると↓
これでした。手作り系では最大の力作です。
可愛いと同時になんだか泣けます。だってウーですから。「まぼろしの雪山」ですから。
しかもウーが手を差し伸べているユキちゃん(推定)が毛糸で編んだマフラーまで巻いてにこにこしているので、何だかいろいろと思い出してもう(泣)
しかしいい年をした女がカメラを握りしめてこんな可愛い展示の前で涙していると、「しっ、見ちゃいけません」な感じになるので、そこはぐっと涙をこらえて次の駅へ向かうのです。
見た途端思わず光速でにじり寄った、素晴らしい出来栄えのモットクレロンぬいぐるみ@金町駅。体高20センチくらい。
「えっまさかこの企画の為にオリジナルで型紙起こしてる? それとも干支の辰のぬいぐるみの型紙を元にして、そこからアレンジして作ったかな。いやしかしそれにしても良く出来ている……一体どなたが作られたのだろう。駅員さんかしらご家族かしら、近隣にお住まいの作家さんかしら」とケースに張り付いて四方八方からじろじろ覗き込んだ手芸好きオタクでした。 できれば横からとか、後ろからももう少しじっくり見たかったです。
そして金町駅はスタンプ台前の床のタイルもこんなにキュート。
写真は略しますが、金町駅は「ぬってくれろん大作戦」として小学生以下を対象にモットクレロンの塗り絵配布イベントを同時開催したりと、派手ではないですがかなりの熱意を感じる駅でした。
浜松町の圧倒的な実力についてはまた後でも出てくるので、そちらにまとめようかとも思ったのですが、ある意味手作り系なのでこちらに入れておきましょう。
去年はウルトラマンのコスプレでしたが、今年は父のコスプレになっていた山手線ホームの名物小便小僧。
 この写真も取手駅同様、2月に入ってから撮ったものです。というのも1月に周った時には、まだ干支のお猿さんコスプレだったのでした。

☆小さなものから大きなものまでフィギュア編

展示と言えば、やはり外せないのがフィギュア系。
「駅員さんご本人もしくはご家族のコレクションが貸し出されたのか、それともイベント用の経費で購入したのか、はたまた企業レンタルか」などとうっかり下世話な事を考えてしまったりするイヤな大人で恐縮です。

まずはお馴染み中野ブロードウェイを擁する街・中野駅から。
ちょっとわかりにくいところに展示があるので、スタンプ台のボードにこんな案内が貼ってありました。
(本当はボードの「中野駅からのメッセージ」写真が「バキシムソフビに頬ずりする駅員さん」だったのでそれも入れたかったのですが、さすがに思いとどまりました)
バキシムの切り絵が大変可愛いので、これだけだと上の「素朴キュートな手作り編」に入れたくなりますが、とにかくそうバキシム本人に言われたので、駅を出てぐるっとまわってみどりの窓口を訪ねてみますと↓
みどりの窓口内に置かれた机に可愛いジオラマ。
 光ってしまって見づらいですが、フィギュアの手前には少し前まで現役で走っていた中央線の車両、背景には東京駅の紙模型も飾られている、JR東日本の企画にふさわしい展示と申せましょう。 鉄道にはあかるくないので「懐かしい」以上のコメントが浮かばないのが残念ですが、中央線の車両の前には各々「サハ101-XXX」の表示がついているので、心得のある方にはきっとツボを心得たチョイスなのでしょう。
 バキシムの前に「中野駅のスタンプだよ!」と書かれているのも可愛くていいなと。
北柏駅。スタンプ台横のスチールキャビネットに飾られたフィギュア達(と、昨年のスタンプラリー10個制覇の特典メンコ)。
実はどうしてもガラスにニヤニヤしながらカメラを構えている変な女や他のお客さんが反射で写り込んでしまい、ボカしもうまくいかなかったので泣く泣くトリミングしたのですが、上段に並んでいるのは左からウルトラマンシャドー(多分)、ゼアス、タロウ、エースキラー、エース、セブン、マン。
写真が小さいので下段も書いておきますと左からウルトラマンガイア、ダイナ、マン、バルタン星人、レッドキング、ゼットン。
ちなみに北柏駅の怪獣はレッドキングだったので、上段のマンと下段の右から4体は納得するのですが、それ以外は展示担当した方の趣味なのか、そうなのかと。
かなりひっそりと展示されていたのであやうく見逃すところでした、四ツ谷駅
「改札を出てやや左前方のスタンプ台で捺して、そのまま改札へGoBack」なスタンプラリーとしての効率重視のルート取りだと全く目に入らなくなってしまうこの展示は、スタンプ台から地下鉄乗り場へ向かう途中のみどりの窓口横のウインドーの中にありました。 信濃町(前項ご参照)のようにスタンプ台のあたりに一言書いておいてくれればわかりやすかったのに……と思うとちょっと残念です。 私もこの先のアトレに寄る用事がなければ、多分気づかずに引き返してしまっていたと思うので。

すっきりとした展示に、王道の怪獣フィギュア。
左からパワードレッドキング・バキシム、ゴモラ・カイザードビシ(すみません、白状しますと思い出せなかったので調べました。ガイアの怪獣でした)・ブラックキングと、若干不思議なセレクトになっています。果たしてテーマはあるのかないのか。「ぼくのだいすきなかいじゅうたち」なのか「近所の玩具屋に居たメンツをとりあえず連れてきました」なのか。 すみません、メンバー的に多分後者はないと思いますが、できればこのピックアップ理由を聞きたいところです。

四ツ谷駅のスタンプ・バルタン星人とウルトラマンのフィギュアはしっかりと額縁の上に。
展示全体の雰囲気のせいか、バルタン星人にも宿敵に背をむけているウルトラマンにもなんとなくくつろいでる感があります。いいじゃないのおまつりだもの。みつを。

という訳でここまで市販サイズのフィギュア展示をご紹介してきた訳ですが。
しかしここで流石の実力を見せつける駅が満を持して登場します。
その名は浜松町駅。再び登場

去年も開設していた同駅の期間限定ウルトラショップは、今年は更にウルトラの母の手作りケーキショップ(土日祝のみ・販売はカップケーキ4種・ミニロールケーキ5種2セット)を併設してパワーアップしていました。 怪獣モチーフのカップケーキはどれも大変可愛かったのですが、期間中いつ行っても売り切れていたので現物は拝めなかったのが残念です。

しかしミニロールケーキはこのようなディスプレイで人心を惑わせてくるのでした。
私事で恐縮ですが、このフォーク持って立ってる人たちのセレクトに思わず「このディスプレイを作ったのはもしや友人のMさんでは」と目をこらしたりしつつ、店内へ入ってみると↓
1畳ちょっとの大きさのジオラマがお出迎え。
 プラレールやソフビの配置に己の中の幼児が「わーい」と手を出しそうになるのをぐっと引き戻しますが、倒れちゃってる人たち(写真小さいですが、セブン、X、バルタン星人が転んでいます)は直したくてうずうずしていました。
この展示、実は去年よりちょっとスペース狭くなったと見せかけて密かにソフビの数が増えています。
 ここまででも既に他の駅の物量は軽く超えてきているのですが、これで手を緩めるような浜松町駅ではありません。
ふと頭上からの視線を感じて振り仰げばそこには↓

去年はスノーゴンが展示されていて「確かに『帰ってきたウルトラマン』怪獣だけどなんでこのチョイス?(後になって『ギンガ』劇場版で再登場するからと納得)」と思った位置に、今年こそは浜松町駅スタンプのゼットン登場。

これは去年もですが「このサイズの怪獣フィギュアを置けるのは浜松町駅だけ!」。
多分身長2m位あったのではないか、と思います。夜道で出会ったら小さいお子さんにはトラウマになりかねないサイズですが、勿論大きいお友達も小さいお友達も大喜びです。

 この横にウルトラマングッズのショップがあり、更にジオラマ横には展示ボックスがあって、市販のウルトラマン+仏像コラボフィギュアとか大きなお友達向けの凝った怪獣フィギュアとかもあったのですが、写真が上手く撮れなかったので略します。

も何も。
さっきはミニロールケーキに気を取られて気づかなかったんですが、店の出口横にこの方が居ました。
流石にもうここまでくると驚きません。
足元の台座に一応「台座に上がったりウルトラマンにぶら下がったりしないで下さい」と注意書きはあるんですが、ケースにも入れない太っ腹な展示っぷりです。

「そうそうマンはこのちょっと猫背っぽい構えがいいんだよね。ぐっとくるよね」と深く頷きつつ、確かな満足と共に踵を返しかけたところで。
そうだ。去年も確かにここに居たわ人間大フィギュア。

この道〜は〜♪いつか来たみ〜ち〜♪
ああ〜そうだよ〜♪ウルトラ〜の星が輝く〜♪

などと遠い目で歌わずにはいられませんでした。
去年ここに展示していたのは帰ってきたウルトラマンだったんですよ。(←浜松町のスタンプがウルトラマンジャックだったから)
でも今年はきっちりとマンですね。浜松町駅のスタンプはゼットンですからね。そこは去年と同じって訳には行かないですよね。

いやいやいや!
て言うかどこまで全力投球なのだ浜松町駅……恐ろしい子!

と白目になりつつ。
「ソフビジオラマ+大きなお友達向け限定フィギュア群+巨大ゼットン+人間サイズのウルトラマン×2(+山手線ホームのウルトラの父コスプレ小便小僧像)」というこのゴージャスな展示ぶりには、もはやひれ伏すしかありません。

ビバ浜松町駅。都会すごい。

しかし次にご紹介するのは「(多分)予算はないけど今年も盛り上げるぞ!」な気合に満ち満ちたこの駅です。
案の定ここまででもかなりの長さになっていますが、よろしければ下の「NEXT」ボタンから引き続きおつきあい下さい。