一日坊主三行日記・2010年8月分



現在の日記へ戻る



     
2010.8.30
8/24までに振り込まれた方につき、通販発送完了しております。メールアドレスのわからない方がいらっしゃるので、こちらでご報告。
     
2010.8.28
数日前の夜、妹から「すごく見に行きたいんだけど仕事が忙しくて見に行けそうもないので、見てきて」と電話で指令の入った「アニメーションの先駆者・大藤信郎」の上映会を見に行ってきました。
 無学ゆえ「それ誰?」状態で調べたんですが、1924年〜1960年頃という作品の発表時期に思わず脳内日本史をひもとき、「江戸千代紙や色彩セロファンを用いた影絵アニメーション」の紹介に「確かに見ておかなくては」と向かった次第です。 プログラムは日替わりで、この日の上映は1930年代前半発表の短編群と1950年代発表の神社本庁企画「古事記」シリーズ5作品でした。
 1950年代作品の人物だけをあえて影絵で表現した「影絵アニメーション」の動きの端正さに見とれつつ、そして1930年代の作品の駘蕩ぶりに心和みました。 切った千代紙を重ね合わせてつくった背景に、シンプルな造形のキャラクターが際立ちます。無声映画にもかかわらず「春の唄」(1931年)ではレコードのBGMが聞こえる心持ちがして、当時これを見たお子さんにはきっと1日中この3分の映像が幻灯のように頭の中を巡ったものかと偲ばれました。
 ……と、真面目な感想を書きながら。
 何しろおおらかな時代であったので、現代の感覚から見ると「これお子さんに見せていいのか……?」な場面も実におおらかに流れています。 首をすぱすぱ切り飛ばすとか皮をつるんと剥いで骨だけにしちゃうとか、可愛い絵柄だからというかあるいは可愛い絵柄だけにびっくりびっくり。 天狗に戸板ごと押し潰されてぺたんこになった叔父さんに「こんな浅ましい姿に」と涙をこぼしたと思ったら「この仇はきっと」とやおらそのぺたんこを折り紙の兜にして仇討ちに出かける主役とか、これは泣くところですか笑うところですか。
 とはいえ首が飛んでも身体がまっぷたつになっても、ぎゅっとくっつけておけばまあ大体直るんですが(笑) そして蛙も魚も侍女達もすぐに輪になったり手を取り合ったりして楽しげに歌い踊るので、細かい事はもうどうでも良いのです。 たとえ「西遊記」(1934年)で悟空と二郎神君の変化合戦で悟空が十数秒ミッ○ーマウスに化けていたりしても(大笑)。流石に作品集DVDには収録されていませんでした。面白かったので、少々残念。
 という訳でこの上映会、日替わりの全6プログラムなので、来週の土日も見に行こうと思っています。場所は京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターなので、興味のある方には是非。
     
2010.8.21
相変わらずの猛暑続きですが、それでも明け方は多少暑さも落ち着いてきたような気が致します。気がするだけかもしれませんが(笑)
 そして本気で陽が昇ればやはり暑いよう、とよろよろしながらも「でも午後からは高校野球の決勝戦見るから!(ところで高校野球の応援団というかブラスバンドの曲のセレクトに、どうも四半世紀以上変化がないような気がするのは私だけでしょうか。「サウスポー」や「タッチ」はまだ野球に関係があるからいいとしても「海のトリトン」とか「宇宙戦艦ヤマト」とかあまり今の高校生には馴染みがないような気がするのですが)」と自分に言い聞かせつつ、午前中に締めて6〜7キロ程自転車を駆って参りました。
 暑いだけならまだしもそろそろ日焼けは遠慮したいお年頃なので(笑)しっかり日焼け止めを塗り「SPF40のUVプロテクト、破れるものなら破ってみやがれ紫外線!」と自転車で爆走しながら意味なくクールにほくそ笑んだのですが、帰ってみたらいつの間にか足が履き慣れたパンプス型にくっきり日焼けしていました。 そう言えば足には塗り忘れていましたな日焼け止め、と思った私には「耳無し法一」の話をどうこう言う資格はない気が致します。 まあ。多分一日で日焼けした訳ではなく、単に今日気づいただけとも言いますが。と言うか新しい靴をおろしたら足の甲にあらぬラインが鮮やかに白黒つけられているんですが、どうしましょうかこれ。
     
2010.8.17
冬コミの申し込みも終え、過ぎ行く今年の夏に思いを馳せようかとしましたが、残暑と呼ぶにもあまりの暑さに「そろそろ夏終了でいいです。いや本当に」と謎の物体X化している猛暑の夜でした。 本当にこの暑さが13日に来なくて良かったなと(申し訳ないながら14日15日は行かなかったので、かの地の暑さは良く解らず。都内は普通に暑かったですが)今更ながらに思う今日この頃です。
 そして久しぶりに分厚い本をいつもより多く作ったところ、当日搬出時の荷物がてきめんに重くなって翌日から両腕筋肉痛がきたのですが、やっと引いて参りました(笑)搬入搬出は大変ですが、やはり厚い本は作る方も楽しいです。 ただ気づけば「自分ひとりで100P越えの本(総集編除く)」はもう10年も作っていないので、この辺にも少し思うところはありましたり。年末はちょっと無理としても、来年あたりに。(←鬼の高笑い)
     
2010.8.13
コミックマーケット78・1日目終了。参加された皆様、お疲れ様でした!
 懸念された暑さも覚悟していた程ではなく(しかし東1ホールから来た友人に「この一帯暑くない?」と言われたのですが、今回ほとんど自スペースから動かなかったので特撮ブロック辺が特に暑かったのかどうかは比較できず。どうだったんでしょうか)、まずは善哉でございました。
 とは言えお暑い中、お話しして下さった方にもスペースにお越し下さった方にも本当に有難うございます。
 お蔭様でメイン新刊「カッコいい結城さんて誰ですか?」もタイトルから既に皆様に楽しんでいただけましたようで、主催者ウハウハです。 いや、もっとも今回もタイトルを考えられたのは成澤さんなので、良く考えなくても私がウハウハする必要はないのですが。まあ細かい事は気にしない方向で。
 後は中をお楽しみいただけている事を祈るばかりです。 いつもは1冊まるまる自分の小説な本ばかり作っているので、今回のように協賛・ゲスト諸姉様をお呼びした本を作ると「○○さんの描かれた話が読みたくて買ったのに、何じゃこの半分以上を占めている小説は!」とがっかりする方がいらっしゃるのではないかと心配になる、態度は大きいですが根は小心者な私でした。楽しんでいただけていますように。
     
2010.8.10
↓という訳で薄いコピー本の原稿をだらだらと作成中です。これで印刷してもう一度読み返して大丈夫そうだったら、明日仕事帰りにコピーしてきて明後日には製本完了して当日ばっちりです。の筈です。
 しかし気づけば「全部の原稿終わったら見るんだ〜」と先月買ったままの夏コミカタログCD-ROMがまだ封も開けられていません。 まあ。行くべき場所の見当はついているのでいざとなれば当日ぶっつけでも何とかなるとは思うのですが、でもこのCD-ROMを買った時のワクワク感の行き場はどうなるのでしょう(泣笑) 何がなんでも当日前に一度は見るぞ絶対見るぞ、と念じつつ、しかし現実の課題は目の前のコピー誌ですが(大笑)
     
2010.8.9
今夏コミの新刊は満を持しての「カッコいい結城さんて誰ですか?」なのですが「でもいつもより入稿早めだったんだし、もう1冊!」と欲張った小さいコピー本がどうやら間に合いそうです。まだ書いてますが。
 2009年冬の「Il Pleut」の後日談にあたりますが、「Il Pleut」を書いた時に「それにしても風見さん、結城さんを放ったらかしすぎてないか?いやいつもの事だけど。そもそも結城さんも気にしないだろうし別に良いと言えば良いんだろうけど」と悩みつつ切った流れを文にしてみました。 蛇足上等です(笑)




現在の日記へ戻る  2010年9月の日記へ